平野久美子 TOP
戦前、南方特別留学生の「母」として慕われた故梶原千代(1913〜2000)さんを記念して、カンボジア北部バッタンバン州に、2003年9月小学校と中学校の学舎を建てました。
建設のきっかけとなったのは、千代さんの死。拙著『淡淡有情・忘れられた日本人』の主人公で元カンボジア外交官で、人生をともにした故ウォンサニット(1926〜2006)氏から、千代さんを記念する学校を建て、カンボジアの子供に夢を与えたいとの申し出があり、多くの日本の方の善意によって完成しました。
彼女が戦前、アジアの学生たちに教えた日本の美徳などを引き継ぎ、将来、日本へ留学する向学心の高い生徒が出ることを祈って支援を続けています。
千代さんスクールで学ぶ子供たちの様子やカンボジアのことをお伝えします。
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