平野久美子 TOP TOPICS JORNEY TAIWAN DOG BOOKS TEA
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ユネスコ番外地 台湾世界遺産級案内
2017年3月刊 中央公論新社 1,400円+税
「台湾に世界遺産はいくつあるでしょう?」
このように質問するとたいていの日本人は思案顔をし、次に、「実はひとつもありません」と告げると、「うっそぉ」と言って驚いた顔をします。 台湾は、ご存知のように国連に加盟させてもらえないため、ユネスコの世界遺産条約も批准ができません。したがってひとつもないのが現状です。しかし、台湾は、美しく雄大な自然と多元文化の宝庫です。 2002年より台湾の政府は候補地運動をはじめ、現在18か所の認定を済ませました。 本書は日本初の、台湾世界遺産候補地を紹介する一冊で、台湾の達人と言われる執筆者が結集して、各候補地を案内しています。いままでの台湾旅行とは違う、新しい視点でこの国の魅力発掘にぜひともお役立てください。オールカラーでこの値段、お得です!
無銘偉人伝 町医者中尾總子
2015年10月刊 中央公論事業出版 1700円+税
 本書は、1945年3月10日の東京大空襲で、家族7人全員を失うという悲惨な体験を乗り越え、戦後、町医者となって地域医療に尽くしたひとりの女医の評伝です。彼女の原点は東京大空襲で命を奪われた家族たち。彼らを、病で苦しむ患者に重ね、その悲しみを共有して患者の側にたった医療を貫き通しました。

 中尾總子という医師は、医学界に旋風を巻き起こした医者でもなく、god handと呼ばれるマスコミ受けの医者でもありません。愚直に、地域医療を続け、患者の心のふるさととなることを願って医師を続けた女性です。こうした無名の偉人を広く世に紹介し、戦争体験者の声を、戦後70年のこの年にお届けしたいと思って、執筆いたしました。ご一読ください。
華人歌星伝説・テレサテンが見た夢 増補版
2015年4月刊 筑摩書房ちくま文庫 1000円+税
1996年に晶文社より単行本として出たケ麗君(テレサ・テン)の評伝が、没後20年の今年、加筆増補して文庫になりました。 この20年間、テレサが生まれた台湾はもとより中国、香港、東南アジアなどの華人社会は大きく様変わりし、彼女がビジネスの場としていた日本も 試練の20年を体験しました。激動の各国の様子を加筆することで、テレサを取り巻いていた複雑な状況を振り返り、出自(台湾生まれの外省人2世)の哀しみを軸に、「テレサ・テンが見た夢」とはいったい何だったのか?彼女は何者だったのか?という視点から再構成いたしました。今回は、日本の制作者の証言も新たに加え、彼女がどういう心境で日本デビューし、スターダムに昇りつめたかも書き加えてあります。また、テレサの実兄ケ長富氏や元タイガースの瞳みのる氏にもインタビューし、テレサを語って頂いております。
ラブティー・恋に効くお茶
2013年6月刊 新潮社 1200円+税
2003年以来、10年ぶりにお茶の本を書きました。内容をひとことで言うと大人のお茶談義です。従来の固定観念にとらわれず、コミュニケーションツールとしてのお茶の魅力を恋愛や性とからめて展開しました。お茶とセックスなんていうと、たいていの人は眉をつり上げてええっ?と言ったりはじけるように笑い出すのですが・・・まあ、読んでみて下さい。男性、女性それぞれの身体によいハーブティーから緑茶、烏龍茶、紅茶の奥深い世界までをご紹介。こうした類書は台湾にも香港にもなし!と自負する1冊です。
日本人 台湾を拓く
2013年1月刊 まどか出版 2500円+税
日本統治時代(1895〜1945)に、台湾の近代化に貢献した9人の日本人の物語です。本書は、単なる偉人伝ではありません。 彼らの胸像を制作してその功績を顕彰し続けているトオサン世代の実業家であり文化人、許文龍氏の視点を重ね合わせて紹介しています。 すなわち、居丈高な権力者ではなく、台湾民衆のためにもくもくと働いた日本人をとりあげる許氏の視点は、生活者の側からとらえた台湾近代史そのものと言えましょう。 私...は許文龍氏の胸像制作に対する思いを序文に、そしてアジア初の環境型ダムを1923年に南部台湾につくった技師鳥居信平について寄稿。
つよくやさしくうつくしく
2012年5月  福田敬子・平野久美子著 1400円+税 小学館
2013年4月には101歳になる柔道家であり世界初の女性10段福田敬子氏の半生をまとめた本です。 1960年代に渡米した後の柔道人生を、福田氏本人が語り下ろします。取材、構成を含め担当しました。
坂の上のヤポーニア
2010年12月  産経新聞出版刊 1600円(税別)
100年以上前のリトアニアで、ベストセラーになった日本論があった!
本書は、日露戦争における日本の奇跡的な勝利に沸いたリトアニアの青年が一気に書き上げた日本論を本邦初公開しつつ、著者の数奇な運命と小国の過酷な歴史を描いた1冊です。2009年にこの日本論の存在を知り、著者(ステポナス・カイリース)のことが知りたくなり、2010年6月に取材。夏に一気に書き下ろしましたバルトの小国を通してネイションステート(国民がつくる国家)の意義を考え、日本のこと,台湾のことまで思いを新たにしました。巻末に、元国家元首ランズヴェルギス氏のインタビューを収録。
台日水的牽絆・識水柔情・鳥居信平的故事
2009年4月 屏東県政府文化処刊 350元
屏東県政府の依頼でまとめた鳥居信平と「二峰圳」の物語です。本文は日本語と中国語が併記されています。 中国語の勉強をしておられる方にも読んで頂きたいと思います。 いかにも台湾らしく、オールカラーの豪華本。装丁も日本と大分雰囲気が違います。国立屏東科技大学の丁K士教授の監修、翻訳は台北の「友愛会」会員でもある翻訳専門会社社長の楊鴻儒さんにお願いしました。
日本では未発売ですが、入手されたい方は屏東県政府文化処へ申し込んで下さい。
水の奇跡を呼んだ男
2009年5月 産経新聞出版刊 1600円(税別)
名もない民間人技師鳥居信平(1883〜1946)の偉業。それは大正12年に南台湾の山奥に造った日本初のエコダムです。 信平の功績は、あの李登輝氏も讃辞を寄せており、オビにお言葉を頂いております。 環境に負荷を与えず、風景や原住民の生活をそのままに守ったダムは、今も約20万の人々に恩恵を与えています。 なぜこの地下ダムが現代に甦ったのか? どうやってそこから新しい日台の交流が始まったのか? 日本統治時代は光と陰の部分がありました。その両方を冷静に検証しないと歴史の真実は見えてきません。その意味でも、多くの方々に読んで頂きたいと存じます。
なお、鳥居信平の子息は、日本の南極探検の先達となった故鳥居鉄也博士です。
トオサンの桜・散りゆく台湾の中の日本 中文版
2008年11月発行 Muse publishing c.o. 280元
台湾のMuse publishing c.o.から『トオサンの桜』の中文版が発売となりました。
台湾の若い世代と戦後生まれの親世代が、戦前生まれの祖父母の理解に役立ててくれることを祈ります。翻訳は、故宮博物館で名案内役としても知られるハン・フユウさん。イラストを表紙にした装丁は、なかなか雰囲気があります。中国語圏の香港、シンガポール、マレーシアなどでも発売中。
トオサンの桜・散りゆく台湾の中の日本
2007年1月発行 小学館 1,500円(税別)
戦前の日本教育を受け、"美しい日本"を胸に抱いて戦後の国民党政権を生き抜いた台湾の多桑(トオサン=父さん)たちの心情に迫るノンフィクション。
「私は彼らの哀しみがどれほど理解できたのだろうか?」常にそのことを問いながらの作業でした。台湾を訪れたことのある方も無い方も、ぜひご一読を。
台湾好吃大全
2005年11月発行 新潮社 1,300円(税別)
台湾は、オランダ、明、清、日本、中華民国と外来政権に支配されてきましたが、異文化を巧みに取り入れて台湾固有の美味しさを創り上げてきました。この本は、ガイドブックやグルメブックとはひと味違った観点から台湾の食をとらえています。大陸の料理と台湾の料理はどのように違うのか?日本から持ち込まれた「おでん」がなぜ「黒輪」になったか?などなどディープな情報と一部料理の作り方付きです。
中国茶と茶館の旅
2004年7月発行 新潮社 1,300円(税別)
1996年に出版してから多くの皆さんに読んで頂いた入門書が、04年に改訂版となって発売になりました。中国大陸の茶館情報も掲載。
高松宮同妃殿下のグランドハネムーン
2004年2月発行 中央公論新社 2,400円(税別)
昭和5年(1930)から6年かけて、昭和天皇の弟君である、高松宮ご夫妻は、雅子妃がうらやむような417日間世界一周ハネムーンにお出かけになった。当時の日本の威光を各国に知らせるきわめて政治的な目的があったものの、若い皇族のグランドツアーとして大成功を収めた。侍女が持ち帰った当時のホテルラベルや旅行記録をもとに足跡を完全解読。ポルトガル在住のラベルコレクターが美しいラベルの数々を解説しています。
バーマン姉妹のWOMEN ONLY
2004年2月発行 小学館 1,400円(税別)
満たされないには訳がある。セックスセラピストと泌尿器科医師の美人姉妹が組んで、女性の性機能不全を解き明かします。国立千葉大学産婦人科大川玲子先生に監修をお願いした翻訳書。アメリカの女性たちは、満たされたセックスライフこそがクオーリティー・オブ・ライフの基と考えていることがよくわかります。若い女性たちにぜひ読んで頂きたいと思います。
中国茶風雅の裏側
2003年1月発行 文春新書 700円(税別)
「中国茶は心して飲め!」これをテーマに中国茶のしたたかな一面やブームの裏側に迫った一冊。ブランド信仰を捨てて、商品としてのトレサビリティーにも関心をもっていただきたい。
アジアンティーの世界
2001年11月発行 河出書房新社 1,600円(税別)
日本、台湾、韓国、中国、ヴエトナム、インド、中東までアジアに広がるお茶の魅力を集めました。デザイナーの岡本裕子さん、カメラマンの日置武晴さん、大西剛さんのご協力で、カラーいっぱいの魅力溢れる一冊になりました。
カンボジアは誘う
2001年7月発行 新潮社 1,600円(税別)
地雷や内戦だけがカンボジアではない、未来のカンボジアを描いて・・というカンボジア留学生たちの熱意で生まれたカンボジアの衣食住、文化の指南書です。カンボジアの素顔にまつわる情報満載。
伝説の旅人・1841〜1974 国境を越えた56の魂
2001年6月発行 文藝春秋 1,300円(税別)
江戸末期から海外旅行が自由化する1974年までの旅の達人アンソロジー。芸人、作家、画家、風来坊、ジャーナリスト・・・・旅の達人がくりひろげる文化との出逢い。そこから彼らが得たものは・・・?旅の深い意味を感じて下さい。
淡淡有情・忘れられた日本人の物語
2000年2月発行 小学館 1,500円(税別)
1980年代の末、パリの場末のレストランで出会ったカンボジア人。彼は戦前日本に留学した南方特別留学生でした。元外交官とその義母と名乗る日本人女性の数奇な運命を描いたノンフィクション。この著作が縁となり、皆様のご支援もあり、主人公の故郷に小学校と中学校の校舎を建設することが出来ました。詳しくは「CAMBODIA」の項へ。
中国茶・アジアの誘惑
1999年5月発行 文藝春秋 1,600円(税別)
主に台湾でのお茶うま!体験をもとに書きました。中国茶のブームが盛り上がってきた頃の作品です。読みやすい中国茶の入門書です。
食べ物が語る香港史
1997年6月発行 新潮社 1,600円(税別)
1997年6月30日。忘れもしない、私はどしゃぶりの雨の中で行われた返還式を、北角の小さな一膳飯屋のテレビで食い入るように見つめていた・・・・・植民地時代を経て1997年に中国返還となった香港へのオマージュ。絶版のためネット書店でお買い求め下さい。
テレサ・テンが見た夢 歌人歌星伝説
1996年5月発行 晶文社 1,748円(税別)
アジアの歌姫として君臨した彼女は、ケ麗君(北京語でデン・リーチュン、広東語でダン・ライグァン)として、知れ渡っていた。その彼女がなぜ歌わなくなったのか? 生まれ故郷台湾と血の祖国中国を、どのように見ていたのか?華人スターとしての生涯を、アイデンティティー・クライシスの観点から描いた評伝です。
新スタンダード・特上日用品 VOL.1・.2
1993年,1995年発行 小学館 Vol.1:1,893円 Vol.2:2,039円(税別)
隔月刊誌「サライ」誌上で7年にわたって続いた人気企画を単行本にしたものです。
新しい世紀のスタンダードグッズを選ぼうという気概を持って始めたこの企画。職人魂を感じる品、たたずまいの美しさと機能性、モノとしての品格と愛嬌のある品を選びました。