18歳を過ぎ、目は見えず、歩くことさえできなくなったというのに、「写真をとろうね〜」と声をかけると、目力が湧いて、白くにごった瞳をきらきらさせる。 りきゅうはもうポーズをとれないので、やむなくそのまま寝かせたところ・・・シャッター音がしてくると、きっと首をあげカメラ目線になった。おお、りきゅうちゃん、その調子だよ!
いったいどういうことだ???これは!
その後、ピエタもどきのポーズをとるため私まで動員されたが、完全にりきゅうの勝ち。 聖母役の私の役不足ばかりが目立つ写真とあいなりました。
こんなこともいつまでできるかわからないけれど、りきゅうの生命力は想定外に強いから、来年、19歳の記念撮影ができるとよいと思っている。