昨日、九州より戻ったところ、りきゅうの様子が急変していて大騒ぎになりました。前脚が急に萎えてしまい立てないのです。
帰宅したとき、いつもならどこからともなく現れるりきゅうがいつまで経っても来ません。
なんと、居間のソファ脇で濡れ鼠になって、もうろうとして横たわっていました。水飲みの器をひっくりかえしたものとオシッコ両方でずぶぬれです。
息が止まるほどびっくりした私は、すぐにりきゅうを救出して風呂場へ運びました。
この間彼もパニックだったのでしょう、2度腕をかまれましたが、痛いなんて感じる間もなく、風呂場で全身を洗いました。起こそうと思っても全然立てず、ただ横たわるだけのりきゅう。よく見ると、床ずれがあちこちにできています。どうしてこんなことになってしまったの!
タオルでふき終わるまでりきゅうを励まし続けましたが、いつしか涙声から号泣になり、拭いたばかりのりきゅうの体にぽとぽとこぼれ落ちるのです。
応急手当としてマキロンで消毒しましたが、毛が抜けて穴が開いたようです。4日前まで元気だったのにこの変わりよう・・・・すぐにベッドを整え、かかりつけの医院へアドバイスを求めて電話を入れました。今やるべきことやこの先の見通しなども知りたいところです。
まず一軒目のA病院。
「あ〜仕方ないですねえ、もう歳ですしねえ、連れてこなくてけっこうです、静かに寝かせて下さい」とこれだけでした。
B病院のほうは、「床ずれによる感染症防止をすぐにしたほうがよいし、今後のこともあるので、一度診せてほしい」とのこと。もちろんB病院の指示に従いました。
18時ごろ妹夫婦が応援に来てくれたので、MKタクシーに載せ病院へ。
ほんとうにMKタクシーは親切です。中型犬を載せることも問題ありませんし、「わんちゃんのために負担の少ない運転を心がけます」と運転手さんが言ってくれました。こういう一言が嬉しいのです。
がんばれ、りきゅう
病院へ連れて行って正解でした。すぐに床ずれ周囲の毛を刈り、消毒して乾燥させる薬をつけ、抗生物質をもらいました。それから食事の注意や体位交換についても細かく指示を頂けました。飼い主の立場になって物言う獣医さんがどれだけ不安を和らげてくれるか、またしても思い知りました。
東日本大震災の被災者の心情を逆なでするような大臣が相次いで登場しますが、見せかけの同情はすぐ言葉に表れるのです。
りきゅうの仲良しだった故リックのママ、小口さんからメールで床ずれ対策や歩行リハビリのアドバイスをいくつか頂きました。
ほんとうに勇気づけられます。ただただ感謝!! |
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