今年はテレサ・テンがタイのチェンマイで急逝してから２５年目となります。コロナウィルスの感染防止のため、残念なことにイベントや講演会はほとんどが中止になりました。特に３月１７日に行われる予定だった福島県三島町のイベントは、もしテレサが生きていれば非常に喜んだだろうと思われる内容だっただけに残念でした。
そこで、私はお世話になっているnippon.comのネットマガジンに追悼文を寄稿いたしました。
なぜなら、彼女の心に染み入ってくるような歌い方は、単にシルキーボイスや歌唱法だけでなく、テレサ・テンが背負って生まれてきた歴史そのものに関係があると私は思っているからです。
テレビの特番ではほとんど語られぬ彼女のファミリーヒストリーを記しましたのでご覧下さい。
まだまだ取材を続けなくてはならぬことが多いのですが、少しでも彼女の生きた時代をご理解いただけると、その歌声がいっそう忘れられぬものになると存じます。
その魂が安らかであるよう合掌。
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