
1993年以来、おつきあいがずっと続いている台南のお友達、陳平海さん、柯清風さんご兄弟の一家を中心に集まり、わざわざお祝い会を開いてくださった。台南市郊外の、豪華なカラオケ付きレストラン。おいしい料理をいただきながら、日台共通の歌で盛り上がったひととき。壁には、私宛の祝辞が・・・・。 ありがたくて涙目になりました。

台南へ行くたびに、まるで親戚のように親しくもてなしてくださる皆さんは、私にとって台湾の代名詞みたいな方々です。いつまでもずっとお元気でいていただきたいのですが、戦前の日本語教育を受けたいわゆるトオサン世代は、まるで桜の花がはらはらと散りゆくように旅立っていかれます。陳さん、柯さんのご兄弟もすでに90歳目前。私はこの方々に、どれほど台湾の歴史や文化について教わったことだろう。
どうぞいつまでもお元気でお過ごしください、と高鉄の台南駅でお別れするとき、心から祈り、ハグをしました。
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