平野久美子 TOP TOPICS JORNEY TAIWAN DOG BOOKS TEA
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2107年3月3日〜7日 牡丹社事件ゆかりの地を訪ね、原住民の視点から台湾を考える旅
 
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近代日本と台湾の関係を象徴する牡丹社事件と原住民文化を学習する旅へのお誘いです。
1871(明治4)年に、宮古島船が遭難し、乗組員54名がパイワン族に殺されました。そのリベンジとして、3年後の1874年に明治政府が初の海外派兵を行いました。いわゆる征台の役です、このふたつを総称して「牡丹社事件」と呼んでおります。 事件が引き金となり、日本は琉球併合、台湾領土獲得と、相次ぎ東アジアに進出いたします。
実はこの事件、現代ともいまだにつながっております。なぜなら、2005年に宮古島船の被害者とパイワン族の加害者の末裔が「和解」を果たしたからです。12月28日に安倍首相とオバマ大統領が、パールハーバーを和解の象徴にしたいとステートメントを発表しましたが、それよりずっと以前に、政府主導でなく民間の人々が、135年の節目に、和解をしたのです。以後、沖縄県と台湾は交流が続き、絆を深めております。
台湾に好意を持ってくださる多くのみなさまに、この事実を知らせたいと、私は講座などで話してきましたが、現地台湾で、この事件と「和解」の意味を考えていただきたいと思うようになりました。幸い、牡丹社の関係者や地元の研究者が協力を申し出てくれています。ぜひともこの貴重な機会を利用して、歴史を日本とは反対のほうから眺めていただきたく思います、 今回は、事件のゆかりの地を訪ねるだけでなく、台湾の真の主人公である原住民の文化を知るために、揺籃の地である台東県まで足を延ばします。世界遺産候補地になっている卑南遺跡も訪ねます。そうすれば、なぜあのような不幸な事件が起きたかもおわかりになるでしょう。ついでに台東の名湯に入り、原住民の薬草料理も!! 台東の生命力を感じながら、心から癒されてください。
今回も株式会社ユナイテッドツァーズのご協力のもとに、ユニークなスタディツァーができあがりました。4泊5日で台湾を半周します。原住民視点で、再度台湾を見ていただきたくご案内申し上げます。

■お問い合わせ、申し込み先
株式会社ユナイテッドツァーズ
東京都千代田区紀尾井町3−6 紀尾井町パークビル2f
担当 長谷川孝
☎03-5214-0688