ほぼ10年ぶりにお茶に関する本を上梓します。もうお茶の本は書かないと2004年に思っていたのですが、あと1冊だけ書きたいテーマがありました。それは中国茶でもアジアンティーでもなく、恋に効くお茶。大人のスローラブの媚薬としてのお茶。
「はあ〜??」
みなさん、首をかしげるでしょうね。
でもね、そもそもお茶は、回春不老薬として世に出てきたのです。お茶のミラクルパワーは昔から変わらずに、人生のお楽しみを増やし、人と人とをつないでくれます。
お酒の代わりにちょっと特別なお茶を、恋の火付け役に選んでみませんか?
「お茶では気分が盛り上がらな〜い」ですって?
中国稀代の艶本『金瓶梅』の中に「恋は茶が取り持ち、色事は酒が取り持つ」という名文句があるように、恋と色事は別物なのですよ。つまり、「酔」よりも「醒」を特性とするお茶パワーのほうが、恋のきっかけを戦略的につくりやすいということでしょうか。お茶を飲みながら相手をくどけるようになれば、女でも男でも恋愛のエキスパートと言えるのではありませんか?
というわけで、ハーブティーから緑茶までさまざまなものを紹介します。最近へこんでいると思う方、お一人様志向に傾きがちの方、なぜか寂しい方、ぜひ本書をご覧下さい。定価1200円(税別)。
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