平野久美子 TOP TOPICS JORNEY TAIWAN DOG BOOKS TEA
台湾南部ツァー実施のお知らせ 2012年12月!
 
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 2012年12月6日から9日まで、台湾南部の屏東県と台南県を訪れるツァーを

実施することになりました。旅行費用は11万円です。

この手作りツァーは、世田谷区のnpo法人「読書空間みかも」を中心に台湾を勉強する会に参加したみなさんの熱意から生まれました。



第一回は2012年2月17日から20日までの3泊4日間で実施。

台北では拙著『トオサンの桜』にご登場頂いた日本語世代の方々3名と、その子供世代の方1名にご参加頂き、統治時代の日本家屋の保存運動を視察しながら青田街の「青田七六」で懇親会を。そして、郊外の烏来へ出かけて高砂義勇隊の慰霊碑参拝、温泉、タイヤル族の食文化体験など、台湾の歴史と文化を肌で知るコースをまわりました。個人旅行の身軽さと自由さを十二分に入れた旅程でしたので、参加者それぞれの「台湾」を持ち帰ることができました。



帰国してから、立派な旅の報告集まで完成。みなさんの熱い思いはエスカレートするばかり。第二回南部の旅を自発的に企画してくださって、私も正直言ってびっくりなのでした。

 そういうことなら「やるっきゃない!」とばかりに、台湾南部の観光を意欲的に紹介する「ユナイテッドツァーズ」の越智社長にお声をかけ、南部ツァーのお世話をして頂くことになりました。



 第二回目の目玉は、統治時代からの水の絆をたずねることです。台南県では八田輿一の作った烏山頭ダム(昭和5年竣工)、屏東県では鳥居信平が作った地下ダム(大正12年竣工)を見学します。拙著『水の奇跡を呼んだ男』にも書いたように、鳥居信平の業績は2009年夏に起きた大水害にも被害をあまり受けることなく、環境にやさしいダムとしてますます知名度があがっています。今回は、現場で国立屏東科技大学の水利学者丁教授に課外授業をして頂く予定です。

ふたつめの目玉は台南の食文化探検です。平野が20数年通い続けている名店をみなさんに公開! 本物の味とあわせ、廟の魅力や裏路地を楽しみます。そう、美味しい処ってひと目につきにくい隠れたところにあるんです! 食べているばかりではありません、奇美博物館や安平にも行く予定です。



まだ若干の募集を行っていますので、お時間のある方は「読書空間みかも」またはユナイテッドツァーズ(バーの上にお問い合わせがあります)までお問い合わせ下さい。



それでは台湾見!

●旅行に関しての詳しいことは、添付の手作りパンフレットをご覧下さい。

[ パンフレットダウンロード(doc 1,228KB) ]